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外壁からの白い粉は放置NG!チョーキング現象のリスクと対処法

八王子 外壁塗装
家の外壁を触って白い粉がついてしまった経験はありませんか?外壁の汚れが原因だと思われがちですが、これはチョーキング現象と呼ばれるものです。

チョーキング現象は、塗装膜の劣化によるものなので、そのままを放置しておくと、家の劣化を早めてしまいます。チョーキング現象が起こる原因や、放置するリスク、対処方法ついて見ていきましょう。

目次

外壁の白い粉=チョーキング現象

外壁を触ると手に白い粉が付いてしまうことをチョーキング現象と言います。紫外線や風などによって、外壁の塗料表面にある樹脂が劣化し、顔料が粉状となって現れたものです。

チョーキング現象が起こる原因は?

チョーキング現象の原因は、経年劣化によることがほとんどです。住居環境や使用している塗料によって発生してしまいます。

・紫外線
・雨風
・塩害(海岸近くの場合)

上記などによって、外壁の塗膜が分解され、顔料が白い粉となって壁の表面にあらわれるのがチョーキング現象です。

通常は10~12年ぐらいで発生する

経年劣化によるチョーキング現象は、通常10~12年ぐらいで発生することが多いです。もちろん、住居環境や塗料の種類によっても期間は異なってきます。

例えば、海岸沿いに建てられている場合などは、潮風による影響で、通常よりも早く劣化してしまいます。

外壁の劣化は必ず起こるものなので、チョーキング現象が外壁メンテナンスの1つの目安となります。放置してしまうと、外壁のダメージが大きくなり、修復コストも高くなってしまうので、チョーキング現象が見られたら、外壁メンテナンスの時期だと考え、業者に依頼するようにしましょう。

2~3年でチョーキングが発生したら施工不良を疑う

自然の影響だけではなく、施工不良の原因によりチョーキング現象が発生することがあります。5年未満でチョーキング現象が発生した場合、施工不良の可能性を疑いましょう。

塗料がよく混ざっていない、塗料手順を間違えていたなどの理由で、2~3年でチョーキング現象が発生することがあります。同じ施工不良問題が起こらないように、壁の修復には信頼できる業者を選びましょう。

自分でできるチョーキングの確認方法

チョーキング現象は、素人でも簡単に確認できます。外壁を触り、手に白い粉が付くかどうかで確認します。

また、外壁に水をかけて確認することも可能です。水をかけて壁が変色するようなら、チョーキング現象が起こっている証拠となります。

また、わざわざ水をかけなくても、雨の日の外壁を見るだけで十分確認できます。自分の目で簡単に確認できるので、定期チェックは欠かさず行いましょう。

放置するとリスク大

チョーキング現象を放置しておくと、外壁の塗膜が薄れ防水性や防カビ性が弱くなっていきます。雨風や紫外線から建物を保護する役割も担っているので、放置すると苔やカビが発生したり、壁がひび割れを起こす可能性が高くなります。

チョーキング現象が起きたからといって、すぐに深刻な状況にはなりませんが、決して放置して良いものではありません。

そろそろ外壁のメンテナンスを検討する時期だな。と考えて、塗装業者を探したり、見積りを取るなどを開始するようにしましょう。

水で洗って落とすのは根本的な解決につながらない

白い粉を水で洗い対処する人がいますが、チョーキング現象は外壁の塗膜が原因のため、それでは根本的な解決にはなりません。水で流しても乾けばまた白い粉が出てきます。

また、水やブラシで洗うと、逆に塗膜が傷つき問題が悪化する可能性もあります。チョーキング現象は自分で対処したりせず、専門業者にメンテナンスを頼んでください。

チョーキングは外壁の塗り替えサイン

ここまでご説明してきたように、チョーキング現象が起きたら、それは外壁の塗り替えサインとなります。

壁を保護している塗料が劣化している状態なので、そのままにしておくと、カビが発生したり、ひび割れへとつながってしまいます。

家の寿命を縮めないために外壁塗装を検討しよう

チョーキング現象が自然に修復されることはありませんので、いずれ深刻な問題を引き起こすことになります。

外壁内部の腐食や雨漏りまでいってしまうと、塗装だけでは済まなくなってしまうので、家の価値と寿命を守るためにも、なるべく早めに外壁のメンテナンスを検討するようにしましょう。

訪問販売で急かしてくる業者に注意が必要

素人でも目に見えて分かりやすい劣化現象のため、急いで工事をさせようとする業者がいます。特に訪問販売は、外壁を直接確認しながら話しを出来るため、説得力があります。

しかし、どんなに煽られたとしても、急いで工事を決める必要はありません。チョーキング現象が起きたからといって、突然壁が崩れたり、雨漏りが発生することはないので、不安を煽り、急いで契約を迫ってくるような業者には注意するようにしましょう。

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