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タスペーサーってなに
本日は屋根塗装の際に使われる『タスペーサー』についてお伝えします。
あまり一般のお客様にはなじみのない地味な工程になりますが、屋根塗装の際に『縁切り』とも
言われる工程で、なぜこれが重要なのかというと
屋根塗装をした時にこの赤矢印の部分を塗料が固まって塞いでしまうと雨が降ったときの雨水の逃げ道を
ふさいでしまい、それにより・・・
屋根材の下に雨水がたまり構造体を腐らせてしまうことにつながります。
せっかくメンテナンスのために屋根の塗替えをしたのに、塗替えのせいで雨漏りを引き起こしてしまうと
本末転倒です。
こうなることを防ぐために、『タスペーサー』の出番です!
このように屋根材と屋根材の間にパッキンのようなものを挟み込みます。
こうすることで隙間を塗料で塞ぐことを防ぎます。
これは単純に見積に屋根塗装という項目に含まれている場合とそもそもタスペーサーや縁切り自体を
やらない場合もありますので施工前にしっかりお客様の方でも「屋根塗装では縁切りはしてくれますか?」
とご確認されることをおすすめします。
タスペーサー工法(縁切り工法)はやらないと絶対に後々に雨漏りを引き起こすという訳ではありませんし、
建築改修の法律等で絶対にやらなければいけないと決められているものではありませんが、
この工程をやるのとやらないのとでは確実に雨漏りのリスクは変わってきます。
また、このタスペーサーは概ね1㎡あたり10個程度を等間隔でこまめに忘れずに挿し込まなければ
意味がありません。
しっかりとした施工で、安心快適なリフォームを一緒に実現させましょう!
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